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2012年7月アーカイブ


ロンドン五輪ロードレースの終盤に落車して負傷したファビアン・カンチェラーラ(スイス)が、水曜日の個人タイムトライアルに出場することを決めた。オリンピック委員会もスタートリストでカンチェラーラの出場を確定させている。


昨日とは打って変わって勝利の女神は女子選手達に「恵み」にはならない雨を試練として与えた。しかしそれをもろともしなかったサイクリング界の女傑、マリアンヌ・ヴォス(オランダ)がスプリントを制し、ロード世界選手権、UCIワールドカップ、シクロクロス世界選手権、トラック世界選手権、そしてオリンピックポイントレース金メダルなど輝かしい戦歴に更に新たな栄冠を書き加えることとなった。


降りしきる雨の中、逃げ切った3名のゴールスプリントに持ち込まれたロンドンオリンピック女子ロードレース。過去にロードレース、トラックレース、シクロクロスで世界チャンピオンに輝いているマリアンヌ・フォス(オランダ)が、オリンピックロードレースのタイトルを初獲得した。


どうしたら圧倒的に有利な地元イギリス勢を封じることができるか、そんな事をレース前に話していた所、まさにそれが現実のものとなった。地元での優位性を最大限に生かしたイギリス勢に金メダルをあっさりと譲りたくないという各国のエースクラスの思いが、まさにそのまま形となった。


ゴール8km手前で飛び出したリゴベルト・ウラン(コロンビア)とアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)。「脚が残っていなかった」と話す25歳のウランをスプリントで振り切って、38歳のヴィノクロフが先頭でゴールに飛び込んだ。


7月28日ベルギー東フランドル地方で行われたケルメスレース(UCI非公認のローカルレース)GPバンブルヘにおいて竹之内悠(チームユーラシア)が優勝した。チーム監督の橋川 健氏のレポートでお伝えする。


ロードレースを始め、幾つかの競技はNHKでネットでのライブストリーミングが予定されています。


ロードレースを始め、幾つかの競技はNHKでネットでのライブストリーミングが予定されています。


遂に開幕するロンドンオリンピック、各競技で金メダルを獲ったものだけがこれから4年間金メダリストとして賞賛されることになるのだ。そしてその自転車競技には日本からは9名が挑戦をする。「少数精鋭」と言えば聞こえはいいが、つまる所は出場枠を獲得できなかったわけである。スポーツに熱心でない国家では、やはり選手強化が難しく、競技の底辺強化(競技人口の増加)、そして選手育成の難しさを改めて思い知らされた形となっている。


今大会唯一の日本人として出場した新城幸也の活躍は想像以上だった。初出場の際も、いきなりステージ5位に入ってみせたが、その後は集団の中で没していることが多く、パンチャーでありながら積極性があまり感じられることがなかった。(チームよりスプリンター扱いを受けたため)2度目の出場の際もステージ6位という結果は残したものの印象は薄いままだった。


ツール・ド・フランスとツール・ド・ポローニュを終え、最新のUCIワールドツアーランキングが発表された。大差をつけてランキング首位に躍り出たのはツール覇者のブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)。イギリスは国別ランキング3位に、チームスカイはチーム別ランキング首位に浮上した。


7月28日、8月1日にイギリスで行われるロンドン・オリンピック自転車ロードレースに日本代表として出場します。

コースはロンドンの中心、バッキンガム宮殿の前の「The Mall」をスタートし、「Hampton Court」を経由し、「Box Hill」の周回コースを9周。その後、再び「Hampton Court」を経由し、「Richmond Park」内を走り、「The Mall」でゴールする250kmです。

この模様はNHKのサイトにて、生中継(ライブストリーミング)が行われます。


表彰台に登った二人のスカイ勢はまさに新時代の到来を象徴していた。もしもはないのだが、今大会にコンタドールが出場していたら一体どんな展開になっていたか、思わず想像してしまった。同等の力を持つフルームとウィギンスの波状攻撃が山岳で見れたのかもしれない。ダブルエースというスタイルが証明してみせた戦略のバリエーションは、今後他チームも参考にしていくだろう。


ツール・ド・フランス終了後に行われるシャンゼリゼでのパレード。ツールを完走した選手たちを、世界でもっとも美しい大通りが祝福。美しくも楽しいその様子をグラフィックでお楽しみください。


昨ステージのTTを走り終えたチームはシャルトルに連泊し、クルマで30分ほどの距離のランブイエのスタート地点に向かう。パリ近郊のこの街は近年何度かスタート地点になっている。


2009、2010年に続く3度めのツール・ド・フランス完走を果たした新城幸也(ユーロップカー)。2時間29分13秒遅れの総合84位。シャンゼリゼにフィニッシュしてすぐ、チームバスの前で感想を聞いた。共同インタビューより。


狙った獲物は逃さない、カベンディッシュが照準通りに最終ステージを4年連続で制し、最高の形でオリンピックを迎えることになった。昨日同様に早めに仕掛けたカベンディッシュだったが、周囲の心配をあざ笑うかのような鋭い加速は、今までのショートスプリントのみならずロングスプリントでも勝負できるということをライバル達に証明し、僅か6日後に控えるロンドンオリンピックロードに向けて準備万端であることをアピールした。


パリ、シャンゼリゼでの最終日となる第20ステージ。数日前からのウィギンズの言葉通り、マイヨ・ジョーヌが牽引するトレインからカヴェンディッシュが発射され、4年連続でシャンゼリゼのゴールを制した。選手たちはツールの感慨に浸る間もなく来週からのオリンピック準備に慌ただしい。


マイヨジョーヌを着るブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)のリードを受け、世界チャンピオンのマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)がスプリントを開始。ワンツー体制で大会制覇を達成したチームスカイが、最終日のゴールスプリントまで穫ってみせた。


デイブ・ブレイルズフォード(チームスカイ監督)
「僕がこのチームで5年でイギリス人ツールチャンピオンを輩出するって言った時、殆どの人が冷ややかな目で笑ったんだよね。でもそれが達成できたし、それはオリンピック効果も少なからずあったね。でもまあツールはツール、ウィギンスが偉大な功績を成し遂げたことが全てさ。」


第19ステージは、ボンヌヴァル〜シャルトル間53.5kmの個人TT。中盤に出走したLLサンチェスが好タイムを叩き出すが、終盤出走のフルームとウィギンズが第1・第2計測ポイントで次々とタイムを更新。ウィギンズが1時間04秒12秒の最速タイムでステージ優勝し、本大会の総合優勝も確定させた。


3週間のツールを締めくくるのは53.5kmの個人TT。前日のステージからの長距離移動もあり、選手たちには過酷な最後の試練だ。厳しいレースがよりいっそう勝者と敗者の違いを際立たせる。


早いことはわかっていた。でもこれほどまでに次元が違うとは誰が想像しただろう。中間計測でそのタイムを確認したその時点での暫定トップタイムのLLサンチェス(ラボバンク)は思わず笑ってしまうほどだった。


最終走者ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)が、中間計測ポイントでそれまでのトップタイムを全て更新。圧倒的な走りで総合首位を守るとともに、マイヨジョーヌを着てパリ・シャンゼリゼに凱旋する資格を得た。


マーク・カベンディシュ(チームスカイ) ステージ1位
「どのくらいの差で勝てたのかがわからなかったよ。でも今日は早め前に仕掛けたんだ。このツールでは正直僕は何もやって来なかったからね。ただただエネルギーを貯めるだけに専念していたからね。だからロングスパートができることに確信があったんだよ。今日はほんとうに最高の一日になったよ。」
「実は僕が今年の大会で何も出来なかった一つの理由はチームがマイヨ・ジョーヌを持っていたからってのもあるんだよね。それを守ることが最優先で、だから僕も山岳で協力したしね。今日はスプリントをやらせて欲しいな~って監督に直談判したんだよ。そしたらGOサインが出たからね。言って良かったよ。」


今大会影を潜めていたマン島ミサイルが、ここでその本領を発揮、今大会久しぶりのステージ2勝目を完勝で飾った。そして宣言通りウィギンスはマーク・カベンディッシュをアシストし勝利へと導いた。


「逃げるしかない」そう公言していたユキヤが逃げに乗った。誰もが逃げて勝ちたいこのステージで逃げに乗るのは至難の業。しかしそれをやってのけた。しかし余裕のあるチームスカイはカヴで勝利を狙ってきた。


222.5kmを5時間以内で駆け抜けた第18ステージ。序盤から新城を含む16名が逃げ集団を形成。メイン集団が徐々に差を詰め、新城は残り14kmで吸収。集団から飛び出したLLサンチェスがやや先行するが、マイヨジョーヌが牽引するチームスカイがカヴェンディッシュを発射し、圧倒的な速度でステージを制した。


正直言ってドーピング関連の話題はもううんざりだと多くの人が思っているだろう。しかし現実問題として起きている以上、明確なガイドラインなど、誰もが見て納得できる基準が要求される。現状では「疑わしきは罰する」、つまりグレーとなれば理由を問わず罰するという姿勢になっており、真相解明が疎かにされていることは否めない。またUCI(国際自転車競技連合)とWADA(世界アンチ・ドーピング機構)の足並みが揃っていないのも事実であり、選手達にとって誰を信頼すればいいのかがはっきりしていない。


「逃げの展開を狙う選手にとって、実質的に最後のチャンスとなる」。ツール・ド・フランス第18ステージについて常々そう話していた新城幸也(ユーロップカー)が、有言実行のエスケープを試みた。最終ゴールスプリントは世界チャンピオンの手に落ちている。


最終山岳ステージは、マイヨジョーヌとマイヨアポアを決する闘いになった。ヴォクレールのアタックに諦めないケシアコフ。ウィギンズとフルームのゴシップにも決着がつく日だ。


ピレネー最終決戦となった第17ステージ。ヴォクレールとケシアコフの2名が山岳ポイントを競って、やや先行する形でレースは進展。6名の逃げが落ち着くが、残り36kmで飛び出したバルベルデが逃げ切ってステージを制した。総合ではニーバリが失速し、チームスカイの1位・2位が確定的となった。


アレハンドロ・バルベルデ(モビスター) ステージ1位 
「感情を抑えきれなかったよ。今年のツールはここまでほんとうに辛い大会になっていたからね。それは僕にだけじゃなくて、チームにとっても良くなかったからね。今シーズンはツアー・ダウン・アンダーでいきなり勝利を上げて感動したけれど、今日のような最高の勝利は感動を抑え切れないよ。」
「今年のツールは落車やパンクなどついていないことばっかりで、早々と総合から脱落してしまった。だからもうステージ優勝しか狙うものがなかったんだよ。でもそれもきつかったね。そんな時チームが助けてくれたんだよ。そしてそのおかげでこの勝利を掴むことができたんだよ。」


コンタドールと激戦を繰り広げた男は2年間のブランクがあってもその強さは健在だった。久しぶりのツールで結果が出ていなかったバルベルデだが、一番の見せ場であるクイーンステージでその大物ぶりを見せつけてくれた。


強いアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)が帰ってきた。スペインに最も近い地域を走るピレネー最終第17ステージで、バルベルデが独走勝利。総合争いは、1級山岳ペイラギュードのゴール地点にバルベルデから19秒遅れでやってきたフルームとウィギンズのスカイコンビがリードを広げる結果に。


ピレネーの難関山岳が連なるクイーンステージ。総合の逆転をかけた闘いのステージで、逃げて輝いたのはステージ2勝目のヴォクレール。ユキヤも山岳でアシストし、その仕事っぷりを大いに披露した。


4月のツアー・オブ・ターキー(UCI2.HC)でUCIプロチームライダーを蹴散らして総合優勝したイヴァイロ・ガブロフスキー(ブルガリア、コンヤ・トルク)に、ドーピングの疑いが浮上。大会期間中のドーピング検査で採取された尿サンプルから、禁止薬物EPO(エリスロポエチン)が検出された。


超級・1級の山岳が連続する過酷な第16ステージ。新城を含む38名の逃げ集団が序盤に形成されるが徐々に数を減らし、ヴォクレールとフェイユーの2名がやや先行する形でレースは進む。残り20kmで飛び出したヴォクレールがステージ優勝と山岳賞・敢闘賞を獲得。エヴァンスは大きくタイムを失い、総合優勝の見込みはなくなった。


トマ・ヴォクレール(ヨーロッパカー) ステージ1位
「自分でもよく自分がなし得たことの大きさを計り知れないでいるよ。今日のような勝ち方は僕が小さい頃テレビで見て憧れた勝ち方だよ。それを僕は今日達成したんだよ。」
「今日は自分の中では4つのレース、つまりは峠ごとを箇別のレースとして考えていたんだよ。ここのコースはトレーニングでも走るから知り尽くしていたし、全てが頭の中にインプットされていたんだよ。」


見事すぎる走りだった。彼以外の誰がこんな走りができるだろう。トマ・ヴォクレール(ヨーロッパカー)が逃げの職人の真骨頂を見せつけ、見事なまでの走りでこの日のすべての山岳を制覇した。そして勝負どころではパンチャーとしての抜群の切れ味で抜けだすと、最後は独走で今大会2勝目を上げると共に山岳賞、そして2度目の敢闘賞も獲得した。


今大会2度目となる、新城幸也とトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)のエスケープ。フランスで高い知名度を誇るヴォクレールが、ピレネーの難関山岳ステージで再び勝利した。マイヨジョーヌ争いはいよいよ佳境へと入っていく。


衝撃的なことがまた起きてしまった。なんと7月14日のレース後の尿検査でフランク・シュレク(レディオシャック・ニッサン)のAサンプルから利尿作用のあるキシパミドが検出されたのだ。これはドーピングを行った際のマスキング薬物(証拠隠滅薬物)として使われることが知られている。しかしながらこの成分は、一部ヨーロッパ主要国では一般的な治療薬としても処方されるものであり、どの段階でこのようなことになったかのは不明である。


7月17日、ピレネーの麓で2度めの休息日を迎えたツール・ド・フランス。ユーロップカーが滞在するポーのホテルに新城幸也を訪ねた。第2週のレースを振り返る。


2回目の休息日を迎えているツール・ド・フランスに激震が走った。フランク・シュレク(レディオシャック・ニッサン)のドーピング検査で利尿剤が検出。チームはUCIの勧告を受けシュレクのツール即刻退去を決めた。


丘がちな地形、短くもアップダウンの繰り返すハードなステージは6人ものリタイアを生み出した。逃げにのったユキヤ。しかしヴォクレールを含む次の逃げが成功した。


クライマックスは雨。突然の大雨に見舞われたツール・ド・ポローニュ最後のゴールスプリントで23歳のジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ)が勝利した。5秒のリードを守ったモレーノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール)が総合優勝に輝いている。


ピエリック・フェドリゴ(FDJ-BigMat) ステージ1位
「ツールで勝利を上げるには幸運の星の下に生まれないと無理なんだよ。もしかしたら何か起きるんじゃないか、って常にはらはらドキドキしながらゴールへ近づいていくんだよ。安心できる瞬間なんて無いね、ただただそういった恐怖との内なる葛藤があるんだよ。・・・勝てたことに驚いてるんだ。」


力強いスプリントでクリスチャン・ヴァンデ・ヴェルデ(ガーミン・シャープ)を下したピエリック・フェドリゴ(FDJ-BigMat)の表情は自信に満ち溢れていた。6人の逃げから飛び出して、一対一の対決に持ち込んだ時に、既に自身の脳裏のは勝機を感じていたようだ。


休養日前の第14ステージ。序盤から新城を含む5名が積極的に動くが決定打とならず、レースの中盤で6名の逃げ集団が容認された。残り5kmでフェドリゴとヴァンデベルデがわずかに抜け出し、ベテランのフェドリゴがツール通算4勝目をあげた。休養日を前に早くも最終日を見据えるコメントも出始めた。


ツール・ド・フランス65回目の登場となる定番都市ポーで、逃げ切った6名によるゴールスプリントバトル。実力者揃いの逃げグループをセレクションにかけ、得意のゴールスプリント勝負に持ち込んだピエリック・フェドリゴ(フランス、FDJ・ビッグマット)が勝利した。


スタート前の朝、チームスカイのバスではウィギンズ、フルーム、そしてブレイルスフォードGMが取り囲むメディアのインタビューに応じてくれた。

ブレイルスフォード氏は「フルームとウィギンズの間に問題はない。メディアはストーリーを作りたがるが、それはない。このツールのリーダーはウィギンズ。ウィギンズに何かトラブルがあった時のオプションとしてのフルームだ。レースは何があるかわからない」と強調する。
「今、マイヨジョーヌと2位にいる。それがスカイの絶対優位だ」。


ピレネー山脈に入った第14ステージ。11名の逃げ集団が容認され、残り11kmで飛び出したLLサンチェスがステージを制した。メイン集団は最後の1級山岳山頂付近で発生した妨害活動により30名近くがパンク。この事態に気づいたウィギンズにより集団は停戦状態となり、総合への影響はなかった。


ツール・ド・ポローニュの最終日前日の第6ステージ。レースは大会最大の山場を迎えた。1級山岳を合計10回通過するこの難関山岳ステージで、ライバルたちを振り切ったがモレーノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール)優勝。ボーナスタイムによりイエロージャージを取り戻した。


ルイス・レオン・サンチェス(ラボバンク) ステージ1位
「挑戦しないと、優勝するチャンスすらないんだよ。」
「サガンはいつでも狙ってスプリントで勝てるじゃん、そして今日みたいな少人数だったら楽勝じゃん、だから僕は今日早めに仕掛けたんだよね。そうしたらうまく行ったんだよね。」


昨日思わずウィギンスに苦言を呈した後に謝罪する羽目になってしまったルイス・レオン・サンチェス(ラボバンク)だが、この日は誰にも文句を言わない言わせない完璧な勝利を飾ってみせた。衰えが見える切れ味の代わりに、巧みさを身につけたスペインの韋駄天男はまだまだで一線級だということを証明してみせた。


コース上に画鋲が撒かれ、パンクや落車が相次ぐ波乱の展開となったツール・ド・フランス第14ステージ。逃げグループの中からタイミング良く飛び出したルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク)が今大会ようやく勝利を掴んだ。トラブルで遅れた選手はペースを落とした集団内でゴールしている。


レース中盤過ぎてからのペースアップで集団は木っ端微塵に。宇都宮ブリッツェンは作戦通りに力勝負に出て圧倒。5連勝に加え、増田成幸・飯野智行・中村誠でワン・ツー・スリーも達成。


7月14日、ツール・ド・ポローニュ第5ステージが、6つのカテゴリー山岳を含む中級山岳コースで行なわれた。ラスト1kmから高低差30mを駆け上がる登りスプリントでベン・スウィフト(イギリス、チームスカイ)が2勝目をマークしている。


アンドレ・グライペル(ロット・ベリソル) ステージ1位
「きわどかったね、このステージの上りでは僕は最後から2番目でなんとかクリアしたんだよ。そこからチームが懸命に僕をあの位置まで連れて行ってくれたんだよ。」
「今日の勝利は、ゴール前に山岳があったのに勝てたという意味では特別な勝利だよ。この勝利は僕のものじゃない、この勝利はチームなくしてはなしえなかった勝利だよ。」


まさにアメコミバリの勝負だった。今進化まっただ中の二人の勝負は他を圧倒するだけのオーラと威圧感を放っていた。"ゴリラ"vs"怪童"はいつしか"ハルク"vs"キングコング"へと進化、他のつけいる隙がないほどに二人の世界が展開している。


7月14日、キャトーズ・ジュイエ。フランス革命記念日にして土曜日。南フランスでも人気の海のエリアに向かうとあって、バカンス渋滞は必至。


横風区間と最後の3級山岳で集団が分裂するなど波乱含みだった第13ステージ。残り1kmではマイヨ・ジョーヌがチームメイトを牽引する珍しい光景も見られた。最終的にはグライペルが僅差でサガンを下し、今大会通算3勝目を飾った。


ゴール23km手前の3級山岳で集団に生き残り、横風と狭いコースを攻略した44名によるゴールスプリントに持ち込まれたツール・ド・フランス第13ステージ。白熱の平坦バトルは、アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)の3勝目で幕を閉じた。


デヴィッド・ミラー(ガーミン・シャープ) ステージ1位
「今日は完璧だった!今回の勝利は2002年の勝利と並ぶ、誇れる勝利だったよ。やっぱりロードで勝つのはTTとは違うよね。チームはゴタゴタがあったけど、ようやく僕らしい走りができたよ。」

「これでイギリスのオリンピック代表は皆ツールステージウィナーとなったね。ある意味イギリス・ドリーム・チームだよね。まさかイギリス人選手がこれだけツールで勝利するとは思わなかったよ。」


2012年ツールの最長ステージは、ただのつなぎステージでなく、序盤に2つの1級と山岳、そしてゴール直前に3級峠が用意された。この逃げに向いたプロフィールはスプリンターたちを苦しめる。13日の金曜日。まるでアルプスを足早に抜けてピレネーへと急ぐかのようにツールは西へ向かう。


ジロのライダー・へシェダルの総合優勝の勢いをそのままにツール制覇を狙う強豪を揃えてきたガーミン・シャープだったが、予想外の落車による大量リタイアによりその目論見は夢と消えた。しかし生き残ったガーミン・シャープの魂は強かった!


今大会最長の226kmの第12ステージは、序盤に1級山岳2つ、終盤に3級山岳が控える。逃げ集団は2番目の1級山岳の山頂付近までに5名に絞られ、これが終盤まで逃げ切った。ゴールはレース巧者のミラーが制し、英国勢の活躍が目立つ今大会にさらに1勝を加えた。


3つのカテゴリー山岳を含む226kmで、5人の大逃げが決まった。緩やかな登りを含むゴール地点で自分の展開に持ち込んだのは、経験豊かなデーヴィッド・ミラー(イギリス、ガーミン・シャープ)。35歳のベテランTTスペシャリストが自身4度目となるステージ優勝を掴んだ。


ピエール・ローラン(ヨーロッパカー) ステージ1位
「最高の一日だったね。予定通りの最高の結果が達成できたからね。実はケルヌと話して逃げに乗ったんだけど、彼があまりにもペースが早いんでもっとペースを落とさないか?って聞いたら"うるせー、黙って俺を信用してついてこい!確実に勝てるから。"って言われたんだよ。」
「このコースが発表された時から僕はこのステージを狙っていたんだよ。」
「総合がダメになったから、余計にこのステージに集中できたのは不幸中の幸いだよ。」


昨日のトマ・ヴォクレールに続き、この日のステージもヨーロッパカーのピエール・ローランが見事な逃げ切り勝利を見せた。昨年のツール・ド・フランス第19ステージ、ラルプ・デュエズでアルベルト・コンタドール(当時サクソバンク)とサミュエル・サンチェス(エウスカルテル)を置き去りにしてみせたあの走りがフロックではなく紛れも無い実力であることを、この日の走りで証明してみせた。


短くも厳しい難関山岳ステージで2011年ラルプデュエーズステージの勝利を再現してみせたピエール・ロラン。そしてエヴァンスの早すぎたアタックと、フルームの意図の不明なアタックが波紋を呼んだ。


超級山岳2つと2級山岳を経由して1級山岳の山頂ゴールとなった第11ステージ。最後の山岳で逃げ集団から飛び出したピエール・ロランが制し、ユーロップカーは2日連続のステージ優勝・敢闘賞となった。総合はウィギンズがキープ。大きく遅れたエヴァンスは総合4位へ順位を落とした。


アルプスの難関山岳が立て続けに登場する第11ステージ。前日のヴォクレールに続いて、この日はピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)が面目躍如の逃げ切り勝利を飾った。また、ライバルたちのアタックを平然と封じ込めたチームスカイが総合1位と2位を独占する結果に。


今ツールで最も厳しいとされる超級山岳グラン・コロンビエール峠に挑むステージで逃げに乗ったユキヤとヴォクレール。ユキヤは自らのチャンスのためでなく、チームキャプテンのために身を捧げた。


2012年7月11日、ツール・ド・ポローニュ(UCIワールドツアー)第2ステージでベン・スウィフト(イギリス、チームスカイ)がスプリント勝利。別府史之と宮澤崇史はそれぞれ先頭集団でゴールした。


トマ・ヴォクレール(ヨーロッパカー) ステージ1位
「今年で10回目のツールだけど、ここまでのすべての物事に感謝しているよ。山岳賞は可能だと思っていたけど、実はそっちにはあまり興味がなくてさ、ステージ優勝が欲しかったんだよ。山岳では誰も先頭をひこうともしないで僕の跡を金魚のフンみたいについてくるんだよね。あれが腹たったんだけど、逆にそれがいい感じで'やったろうじゃないのさ~'って思ったんだよね。最終局面では僕は最後の最後まで待ち続けたんだよ。ゴールラインをようやく超えた時にはホッとしたね、それに膝が痛かったね・・・まあ体中が痛かったんだけどそれでも諦めることは考えなかったね。」
「一部の人は僕がなんともない(怪我を装っているだけ)っていうんだけど、膝が悪いっていう報道は事実だし、僕は本音でしか語ってないんだよ。事実6月は8日間家でだらだらと何もしないで過ごしたし(静養を命ぜられて)、人が何って言おうと関係ないね。」


膝が悪いという戦前の話にすっかり騙されていた。たしかに悪かったのかもしれないが、このステージではトマ・ヴォクレール(ヨーロッパカー)はまったくその素振りさえ見せずに、まるでお手本のような逃げを披露、最終局面での駆け引きでも逃げの同志たちを老練な駆け引きであっさりと出し抜き、安堵の表情で快心のゴールを決めた。


休養日明けの第10ステージはいきなりの山岳。序盤に新城らを含む25名の逃げが決まるが、超級山岳で分裂。終盤は逃げ巧者の駆け引きとなり、ヴォクレールが抜け出してステージを制した。総合はウィギンズが守った。


登坂距離17.4km・平均勾配7.1%というツール・ド・フランス初登場の超級山岳グラン・コロンビエール峠で、役目を終えた新城幸也(ユーロップカー)は逃げから脱落。ユキヤのアシストを受けたトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)が逃げ切り勝利を飾るとともに、敢闘賞とマイヨアポワを手中に収めた。


7月10日から16日までの1週間、東欧ポーランドで第69回ツール・ド・ポローニュ(UCIワールドツアー)が開催。別府史之(オリカ・グリーンエッジ)と宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)が出場する大会初日、モレーノ・モゼール(イタリア、リクイガス・キャノンデール)がスプリント勝利を飾った。


エースとは、アシストにサポートされながらも常に結果を要求され、葛藤とプレッシャーとの戦いを強いられる孤独な存在である。

ロードレースとは一見個人競技だと思われがちであるが、実は明快なチームスポーツである。通常各チームはレースの規模ごとに4~9人ほどで構成され一人のエースとそれをサポートするアシストで構成される。そしてそのエースとは「勝利」を手にすることを義務付けられ、そして皆からの人望と信頼でチームをまとめる統率力もなければならない。


ツール第1週を終え、迎えた休息日。マコンのホテルに新城幸也を訪ねた。ユーロップカーの記者会見と、囲み取材でこれまでの走りとこれからを訊いた。


フランス・レキップ紙が伝えたところによると、ツール・ド・フランスが1回目の休息日を迎えた7月10日、フランス警察とOCLAESP(フランスの環境健康対策局)の憲兵隊がコフィディスの宿泊ホテルを捜査し、ツール出場中のレミ・ディグレゴリオ(フランス)を過去のドーピング容疑で逮捕した。


7月10日から16日にポーランドで開催される第69回ツール・ド・ポローニュ(UCI WorldTour)に出場します。7日間7ステージ、総距離1234.7kmで争われます。フミのゼッケンは101となっています。ロンドン・オリンピック前の大事な大会となります。みなさん応援よろしくお願いします!


マイヨジョーヌの行方を決める重要な一日。ブザンソンへ向かうコースの沿道にはいつもどおりツールを楽しむ観客たちがそれぞれのスタイルで応援していた。


テクニカルなコーナーと粗い路面のコースが目立った個TTの第9ステージ。TT王者カンチェラーラを下したのは、総合候補者でありながらステージ初優勝のブラドレー・ウィギンズ。総合2位のエヴァンスを2分近く突き放した。


ブラッドリー・ウィギンス(チームスカイ) ステージ1位 総合1位
「精神的にも充実した走りができたよ。沿道の歓声などが全て自分の力に変わり、予定通りに全ての物事を運べたことが良かったね。だから結果は自ずとついて来ると思っていたかし、結果には満足している。我ながら最高のパフォーマンスができたよ」
「チームはこれからも僕らの2枚看板で挑んでいくよ。去年は僕が落車した時に誰もとって替われる存在がいなかったんだ。今年は万が一ぼくに何かあってもフルームがいるから心強いし、作戦にも厚みが増すよ。これから日々勝負をしていき、それがどこへとぼくらを導いてくれるかを楽しみにしているよ。」


ニヒルに笑うブリティッシュロッカーの風貌をした男は想像以上に強かった。ブラッドリー・ウィギンス(チームスカイ)はその圧倒的なTTパフォーマンスでライバル達を一蹴、この1ステージのみでライバル達に大打撃を与えてみせた。


ツール・ド・フランスの第1週を締めくくる第9ステージ・個人タイムトライアル。マイヨジョーヌ争いの行方を占うこの重要な局面で、チームスカイの2人が他を圧倒した。総合リードを広げたブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)は最高の形で休息日を迎える。


ティボー・ピノ(FDJーBigMat) ステージ1位
「この10kmは人生の中でもとも長い10キロだったよ。残り10kmのマークを見た時に背後から迫り来る集団のオーラを感じて恐怖を覚えたね。」
「ロワが僕のために尽くしてくれたからこの勝利があるんだよ。」
「明日は僕の脚はきっと棒になっているから、残りのツールは正直言ってどうなるかはわからないね。日々うまくやりくりしていくよ。」


マルク・マディオ監督の興奮は周りが思わず微笑ましく感じてしまうほどに親身で、熱く、そして絶頂に達していた。「孝行息子の勝利」その表現がぴったりなほどに、チームの末っ子ティボー・ピノ(FDJ-BigMat)のこの勝利は多くの人に感動をもたらした。


ツールで初めてのはずなのに、パリ〜ニースやドーフィネですでに見慣れたウィギンズのマイヨジョーヌ姿には新鮮味がない。ウィギンズ本人も浮かれた気配を見せず、静かにスタートを待つ。

サイン台ではチームスカイがチーム総合の表彰も受け、本命の選手と本命のチームが勝利に向けて着実に進んでいることを感じる。


ツール・ド・フランス2012第8ステージはアップダウンを繰り返す山岳コース。単独行で山岳ポイントを稼ぐケシアコフを、フランスの新生ピノが捉え、そのまま逃げ切って勝利した。


マルク・マディオ監督の激を受けながら、ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット)がスイス・ポラントリュイに独走ゴール。登りと下りしかない厳しいツール・ド・フランス第8ステージで、22歳になったばかりのピノが独走勝利を飾った。


穏やかに晴れ渡った朝。昨ステージの大量落車の惨劇のあとだけに選手たちの顔は浮かない。スタートサインにやってくる選手たちがお互いを気遣い、状況を確かめ合う。プロトンは数を大きく減らし、走りだす。


山岳ステージに入り、真のツールが始まった第7ステージ。チームスカイのフルームがステージ優勝と山岳賞を獲得、総合1位は同チームのウィギンスの手に移った。本命候補を擁するチームの底力を見せつけた。


クリス・フルーム(チームスカイ) ステージ1位 総合9位
「ステージを狙っていたわけじゃないんだよ。ただウィギンスを先頭集団から脱落させないために今日は動いたんだ。。でもこのコースは下見をしていたからどういう筋書きになるかは読めていたんだ。それであの瞬間自分に脚が残っていたから「一発かましてやれ!」って思って仕掛けたんだよ。エヴァンスが僕に反応しなかったことには驚いたよ。」
「もう言葉がないね、まさにドリーム・カム・トゥルーだね。まさかここでステージ優勝が出来るとは思いもしなかったよ。ほんとうに心底嬉しいよ!」


ヴォージュ山脈の1級山岳プランシェ・デ・ベルフィーユで繰り広げられた激坂バトル。アシストとしてライバルたちを一蹴したクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)がステージ優勝を飾り、チームリーダーのブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)がマイヨジョーヌを獲得した。


昨年度ブエルタで見せたあの走りはフロックではなかった。アシストをしながらウィギンスを上回る走りを見せ総合2位を獲得したクリス・フルーム(チームスカイ)のその実力派紛れもなく本物だった。この日見せた計り知れない可能性は、彼が間違い無く近い将来グランツールのポディウム(表彰台)の真ん中に経つ姿を、多くの人の心にはっきりと印象づけただろう。


ピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール) ステージ1位 総合8位
「今日の勝利のポーズは超人ハルクだよ。今日のステージ勝利は嬉しいねこういったステージでも勝利できたんだからね。昨日は落車にあったし「運」がなかったけどでも怪我もなくこうして走り続けられているという「幸運」もあるからね。
「もう既に自分の想像をこえているね。自分自身ここまでの結果にとても驚いているよ。結果は欲しかったけど、明日からがツール本番だからね。山岳が本格的に始まってからが正念場だよ。」


ゴール手前25km付近に大きな落とし穴がぽっかりと口を開けて待っていた。時速80kmにまで加速していた大集団の前方で落車が発生、避けきれなかった100名以上の選手が落車に巻き込まれ多くの有力選手が巻き込まれる形となった。


下りで時速80キロ近くは出ていたという。「今までで一番恐ろしい落車だった」と選手たちが話す集団落車。多くの選手がタイムを失い、リタイアを強いられる。また今年もアクシデントがツールの行方を変える。


総合候補のフランク・シュレクが大きくタイムを失ってしまった第6ステージ。序盤の平坦ステージを締めくくったのは3勝目のサガン。第7ステージの山岳からは新たな局面に入っていく。


集団スプリントでビッグスプリンターを下したペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)がステージ3勝目をマーク。レース終盤の落車により、スカルポーニ、ブライコヴィッチ、Fシュレク、ロラン、ヘーシンク、クルイスウィク、ペロー、バルベルデ、ヴォクレール、ヘジダルらが大きくタイムを失った。


アンドレ・グライペル(ロット・ベリソル) ステージ1位
「ステージ連勝ができて嬉しいね。まあまた落車もあったけどチーム名とおかげで上手く乗り越えられたし、このチームのトレインはほんとうに素晴らしいよ!今日の勝利は今までの中で一番難しい状況での勝利だったと思うから、喜びもひとしおだね。」


残り3kmでファラーやサガンらの有力選手が落車に巻き込まれるなど波乱の第5ステージ。スプリントを制したのは2日連続のステージ優勝で今年絶好調のアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)だった。


もう誰にも引き立て役とは言わせない!俺が主役なんだ!そう主張するかのような力強いスプリントでアンドレ・グライペル(ロット・ベリソル)は永遠のライバル、いや、目の上のたんこぶであったマーク・カベンディッシュ(チームスカイ)を直接対決で破って見せた。


ラスト1kmから高低差28mを駆け上がるツール・ド・フランス第5ステージ。この緩斜面を最速で駆け上がったのは、黄色いヘルメットを被る世界王者でも全身緑色のフォレストガンプでもなく、大柄なアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)だった。


今年もFumy × JOURNAL STANDARDとのコラボレートTシャツ「You are NOT alone ?ひとりじゃない」を販売することになりました。Tシャツの売り上げの一部は「公益財団法人 東日本大震災復興支援財団」へ被災地復興のための寄付金としてさせて頂きます。

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第2弾(3タイプ)は8月下旬に販売開始予定です。第1弾、第2弾ともにジャナールスタンダード各店頭でも販売予定となっています。


アンドレ・グライペル(ロット・ベリソル) ステージ1位
「とても嬉しいね。特のこのチームメイトとともにこの瞬間を味わえていることが最高の喜びだよ。これがチームが思い描いていた今日のシナリオであり、それを達成できたんだよ。」
「もうこれ以上にんまりできないくらいニヤニヤしちゃうよ。」
「最高のチームだね。これ以上のチームはないよ。ロット・ベリソルトレインは最強さ!ついていくのが精一杯だったよ。」


0km地点からのアタックを決め、ユキヤが逃げ始めた。ステージ優勝の可能性に期待しつつ、逃げる3人を追った1日。


新城を含む3人の逃げが決まった第4ステージ。ゴール直前の落車はハンターやゴスらの有力選手たちを巻き込み、波乱の状況となった。落車を免れたチーム全員の力をうまく使ったグライペルがスプリントを制した。


日本人選手が初めてツール・ド・フランスの表彰台に登った。逃げの切っ掛けを作り、ラスト8kmまで逃げた新城幸也(ユーロップカー)が敢闘賞を獲得。レース後のインタビューでは「もっと見せ場をいっぱい作りますので、これからも楽しみにしててください」という力強いコメントも飛び出した。


昨日結果を求められる、と書いたばかりの新城幸也(ヨーロッパカー)が、ツール・ド・フランス第4ステージで快挙を達成した。新城幸也は2009年最終ステージのシャンゼリゼでの別府史之(当時スキル・シマノ)に次ぐ日本人二人目の敢闘賞を、全ての観衆を魅了する走りで獲得してみせた。別府は最終ステージであったために表彰台へ上がることがなかったが、遂に新城幸也がツール・ド・フランスの表彰台に日本人として初めて登壇するという偉業を成し遂げて見せた。


この日スタートの街になったオルシはパリ~ルーべが通過する街としておなじみの北の街。天気は朝から北のクラシックのような怪しい曇り空。コースが細く、危ないと聞かされているだけに心配になる。


ピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール) ステージ1位
「負けることは考えていないよ、常に勝つことだけを考えているよ。」
「このポイント賞ジャージを手渡す気は毛頭ないよ。パリまで着ていくつもりだよ。」


強い、もうまるで別クラスのレースを見ているかのようだった。ピーター・サガン(リクイガス。キャノンデール)の圧倒的な加速の末の余裕のジョギングのようなゴール・パフォーマンスは、いかに軽く他を圧倒することができたかという彼の意思表示だったのだろうか。イギリスの放送局が「スロヴァキアン・ファンキー・チキン」(走るイメージよりも鶏を模した動作に見えたよう)と名付け、まさにこれから勝利ごとにどんなパフォーマンスを見せてくれるのかという新たな楽しみさえ生み出してしまった。


落車が多発したツール・ド・フランス2012の第3ステージ。壁のような坂を乗り越えてゴールしたのは初出場で早くもステージ2勝目を飾ったペーター・サガン。パリでのマイヨヴェール獲得を目標としていることを口にした。


風が吹き、落車と細かな丘が頻発するナーバスな第ステージ。最後はブローニュ・シュル・メールを駆け上がる上り勝負に持ち込まれ、ペーター・サガンが圧勝。第2ステージに続く今大会2勝目を挙げた。


大混戦を通り越してどうなるのかさえわからないほどに混沌としたゴール前での攻防だった。見渡してもどこにも見えないチームスカイの隊列。そしてその最後尾でスタンバイするはずのマーク・カベンディッシュ(チームスカイ)は何処に?


マーク・カベンディッシュ(チームスカイ) ステージ1位
「残り1キロでは孤立無援状態だったね。残り5kmでボアッソン・ハーゲンに"お前の好きなように走れよ"っていったんだ。」
「フレイレ(カチューシャ)が前にいたんで、彼についていきゃ~なんとかなるだろ~って思って彼をピッタリとストーキングしたんだ。それが功を奏したね。」
「ツールに来るとなんかこう内側からこみ上げてきてくるものが、僕の闘争心に火をつけるんだよね。今日はグライペルも強かったね~。彼もきっと今大会何勝かあげると思うよ。僕を信じてよ。(と言いつつ自分が勝つアピールの仕草)」


この日のスタートはリエージュから北上し、オランダ国境に近いヴィセの街。国境の先に隣りあわせるリンブルグ州はアムステルゴールドレースの舞台となる一帯で、秋には世界選手権も迎える。


本格的なスプリントステージとなった第2ステージ。「カミカゼ」のような高速の集団スプリントを制したのは、マーク・カヴェンディッシュ。「僅差でハードなゴールだった」とゴール後に語った。


オールフラットなコースで争われたツール第2ステージは予想通り大集団スプリントへ。各チーム入り乱れる激しい展開の中、マーク・カヴェンディッシュがライバルを寄せ付けない力強さを見せ今ツール1勝目を挙げた。


いよいよツールが始まる。昨日のプロローグのスタートに近い広場に続々と選手たちが集まってくる。
リエージュ開催のオーガナイズの手慣れた感はすでに書いたが、やはりツール・ド・フランスの他にもリエージュ~バストーニュ~リエージを毎年ホストしているため、リエージュっ子にはレースが日常のものになっている。


リエージュを舞台とするクラシックさながらのコースとなった第1ステージ。「ツールの勝利は特別。興奮して自分を見失わないようにしないといけない」。ゴール勝負を制したペーター・サガンは落ち着いた口調で喜びを噛み締めた。


圧巻だった。これほどまでに強さの差を見せつけられれば、誰ももうこの男、進化し続ける怪童ピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)をライバルとは呼べない。もはや誰もが彼の前ではチャレンジャーとなることが決まった瞬間だった。


7月1日に開催されたツール・ド・フランス2012第1ステージ。アルデンヌクラシックさながらのアップダウンに富んだコースでペーター・サガンが圧勝。爆発力としたたかさが光った。


ラスト4km、中村誠の力強いアタックがチーム4連勝を決めた。1-2-3位独占の宇都宮ブリッツェンは東西ロードを制し個人&チームランキングトップを独走する。


まるでデジャブのようにツールのプロローグがリエージュに帰ってきた。プレゼンテーションのときから見覚えある街の光景と同じセットに、タイムスリップしたような錯覚が止まらない。


2012年ツールのオープニング。6.4kmの短距離プロローグを制し、マイヨジョーヌを獲得したファビアン・カンチェラーラは、ケガからの復帰をサポートしてきた家族とチームへの感謝を口にした。


2012年のツール・ド・フランスがベルギー・リエージュで開幕した。初日となるプロローグにはリエージュ市内に設けられた6.4kmのコースが用意され、ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レディオシャック・ニッサン)が圧勝。同時にマイヨジョーヌへ袖を通した。


遂に開幕した第99回のツール・ド・フランス、ベルギーのリエージュで快速の脚を持つ強者達のガチンコ勝負が幕を開けた。僅か6.4km、されど6.4km、この短い区間に凝縮されたすべての選手たちの熱い想いが、ベルギーの地を激しく揺さぶった。