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2012年5月アーカイブ


ライダー・ヘシェダルはカナダ人として初のジロ・デ・イタリア勝者に輝いた。そしてこれは同時に1988年のアンディ・ハンプストン以来史上2人目の北米出身者の王者の誕生でもあった。今回の勝利はとても驚きを持って受け止められている。元マウンテンバイクの選手であるヘシェダルは、プロとして僅か3勝しかあげていない。そんな彼に本音を聞いてみた。


トップクラス以下の選手たちに出場が制限され行われる2日間の本格的ロードレース「2days race in 木祖村」。第7回大会を制したのはスーパー高校生の西村大輝。全3ステージで完全優勝し、アジアジュニアチャンピオンジャージにリーダージャージを重ね着した。


今年も最強布陣で参戦するチームNIPPO。対する国内チーム勢は4日前に終わったツアー・オブ・ジャパンの、そして昨年大会の雪辱を期して戦う。そして舞台の熊野地域は昨年9月の集中豪雨で大きな被害を受けた場所だ。


アンディ・シュレクにツール・ド・フランス主催者A.S.Oからマイヨジョーヌが授与された。アルベルト・コンタドールの2010年ツールの優勝が剥奪された約4ヶ月後、正式に勝者として認める式典が用意されたのだ。


アタッカー、パンチャーなど呼び名は色々あるが、どれも逃げを積極的に打つ選手を形容した言葉である。攻撃的に、アグレッシブにレースを展開する男たち、彼らの走りに人々は心躍り魅了され、一喜一憂する。


愛媛県八幡浜市で行われたJ八幡浜インターナショナルクロスカントリーは、ロンドン五輪のマウンテンバイク日本代表派遣選手選考会を兼ねて行われた。日本男子チームが自力で獲得した日本代表の一人枠は、歴代最強選手の山本幸平(Specialized)が優勝してほぼ手中に収めた形になった。


月27日、別府史之がグランツール(世界三大ツール)のひとつ第95回ジロ・デ・イタリアの最終第21ステージを走りきり、2年連続2度目(グランツールとしては3度目)の完走を果たしました。

以下、ジロ・デ・イタリア完走に際しての別府史之のコメントです。

「今年は、去年とは違った経験ができたジロ・デ・イタリアでした。チームが目標としていたチームメイトのステージ優勝を導くこともできました。また、自身のステージ優勝に向けて逃げることもでき、集団スプリントにもチャレンジできました。後半の難関山岳ステージも含めて、全体を通して余裕をもって走れ、チームからも良い評価をもらうことができました。
ジロ・デ・イタリアは大変過酷なレースですが、最高に愛すべきレースです。次にチャレンジするときは目標としているステージ優勝を成し遂げたいと思います。そして、今回も日本国内外からのたくさんの声援やメッセージが大きな力になりました。本当にありがとうございました!

今年の次の目標はオリンピックで結果を出すことです。引き続き応援よろしくお願いいたします。」

なお、別府史之の最終個人総合成績は95時間45分58秒の121位。区間最高成績は第3ステージの9位となっています。また、チームとしてアシストをしたエースのマシュー・ゴスは第3ステージで区間優勝を果たした他、第2ステージと第5ステージで区間2位となり、ポイント賞リーダージャージを第3ステージから第10ステージまでキープしました。第4ステージのチームタイムトライアルは6位となっています。


昨年のジロ・デ・イタリアと比べると、今年のジロはスケールダウンしている。ゴール地点は昨年と同じドゥオーモ広場だが、ポディウムなどは簡素化。ヨーロッパの慢性的な不況が影を落としている。最終日のヘジダルとロドリゲスの闘いは、後に語り継がれるであろう接戦となった。


最終ステージで逆転マリアローザを獲得し、初のグランツール勝利。そしてグランツールを制した初のカナダ人となったライダー・ヘジダル。そして2年連続のジロ完走を成し遂げた別府史之。3週間の激闘を振り返る。


ミラノで行われた最終第21ステージは28.2kmの個人タイムトライアル。ライダー・ヘジダルは6位のタイムでホアキン・ロドリゲスとの総合順位を逆転し、16秒差でマリアローザを獲得。カナダ人初のジロ覇者になった。


ドゥオーモをぐるりと半周してゴール: photo:Kei Tsuji
総合4位につけていたトーマス・デヘント(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM)はステージ5位のタイムをマーク。ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD)との差を逆転し、総合3位に。自身2度目のグランツール参戦にして初の表彰台を獲得した。

最速タイムでステージを制したのはマルコ・ピノッティ(BMC)。33分06秒のタイムで2008年ジロの最終ステージに次いでミラノでの個人TTでステージ優勝を挙げた。また、チーム総合成績はモビスターからランプレISDに。


ライダー・ヘシェダル(ガーミン・バラクーダ) ステージ6位 総合1位
「まだ信じられないね。ここ3週間のチームの働きには感謝している。彼ら抜きでは達成できなかったからね。レースが進むにつれより自分のレースだけに専念しなければならなかったからね。母国カナダのファンの熱烈な応援にも感謝してるよ。」

「想像を絶する経験だよ。山岳を今まで無いくらいに順調にこなせばこなすほど、総合優勝というものを実感し始めたんだよ。調子は良かったし、精神的にも充実していた、そして全てが最高の状態で最終日を迎え、歴史の一ページに新たな一文を書き込んだんだ。」


最後の最後まで諦めない、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)は最後の瞬間までマリア・ローザを守ろうと懸命にペダルを踏み込み続けた。しかし僅か16秒差でその栄光のピンク、マリア・ローザはライダー・ヘシェダル(ガーミン・バラクーダ)の手に渡ってしまった。


大集団の真ん中から青いジャージが鋭く伸びる。西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)だ。ポイント賞も逆転で確定。個人総合はフォルッナート・バリアーニ(チームNIPPO)が手にした。


標高2757mの峠には冷たい風が吹く。暖かな太陽が隠れると気温は4度まで急降下。真っ白な雪の反射と熱い観客のサポートを受けて、157名が頂上まで登りきった。最も印象的だったのは、1ポイント差でマリアロッサを失ったマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)の表情だ。


トーマス・デ・ヘント(ヴァカンソレイユ) ステージ1位 総合4位
「あえてモンティローロでアタックしたんだ。あそこの下りは危険なのを知っていたからね。だからこそチャンスが生まれるんだよ。」

「ステルヴィオはよく知っていたんだ。高地トレーニングでここ6年ほど使っているからね。慣れた場所での勝利は気持ちがいいもんだね。」

「タイム差が広がった時、チャンスの光が見えたんだ。でもクネゴたちがペースアップできないようだったんで、自分だけで単独でいくことにしたんだ。ソロで走るのはきつかったけど、後続集団に最後の数キロで2分は詰められることがわかっていたから最期まで気を抜けなかったよ。」

「4位でも十分に満足しているけど、明日のTTで表彰台に登れたらこれ以上のことはないね。」


今大会注目のチマ・コッピ、大会最高峰に与えられるこの名称を冠したイタリアの道路最高到達地点のステルヴィオ峠を制したのは、トーマス・デ・ヘント(ヴァカンソレイユ)だった。今年のパリ~ニース第7ステージで大逃げを見せ一躍その名を知らしめた男は、今度は最高の大舞台でさらにでかい仕事をやってのけた。


今大会のチーマコッピであるステルヴィオ峠のゴールを制したのは、トーマス・デヘント。タイムトライアルを得意とするデヘントが総合4位に浮上したことで、マリアローザ争いは最終日までもつれ込むかたちとなった。


5月26日、カルデス〜パッソ・デッロ・ステルヴィオの219kmで行われたジロ第20ステージは最高標高のチーマコッピを含む最難関ステージ。勇敢な逃げでステルヴィオ峠頂上を制したのはトーマス・デヘント(ヴァカンソレイユ)だった。


ワン・カンポー(香港チーム)が得意の上りゴールを制した伊豆ステージ。リーダーチームのNIPPOはレースをコントロールしてバリアーニのグリーンジャージをキープ。レースは最終ステージの東京へ向かう。


「今日からジロが始まる」「ジロが始まるのは明日からだろ?」「やっとジロが始まった」。サーラスタンパ(プレスルーム)では毎日そんな会話が交わされる。それほど今年のジロ・デ・イタリアはここまでドラマチックな展開を見せないまま進んでいる。ミラノ到着まで残り3日。山場の山岳2連戦に突入する。


ロマン・クロイツィゲル(アスタナ) ステージ1位
「(大幅に遅れたステージに関して)あの日何が起きたのかは正直言ってうまく思い出せないんだ。ジロに総合を狙って乗り込んだのは間違いないんだけど、あの日は完全に集中力も意識も吹き飛んだね。今日の勝利でまだ僕が精神的にあの日のことを引きずっていないことが証明できたと思う。でもジロでの表彰台で得られたはずの充実感は今日の優勝にはないよ。」


先のステージで大幅にタイムを失い、優勝争いから大きく脱落してしまったロマン・クロイツィゲルがそのうっぷんを晴らすかのような見事な積極性で、難関第19ステージで見事嬉しいグランツール初優勝を果たした。いつも有力候補に挙げられ上位に顔を出してはいても、ステージ優勝を遂げられていなかった男が遂に念願のステージ優勝を達成した。総合での優勝はなくなったが、ここで男の意地を見せてくれた。


フィナーレへと向けた山岳決戦の初日。5月25日に開催されたジロ・デ・イタリア第19ステージは、先のステージで大幅な遅れを喫したロマン・クロイツィゲルが逃げ切りのステージ優勝。ライダー・ヘジダルはタイムを稼ぎ、総合優勝へ向けてリードを重ねた。


バリアーニとアレドンドは互いに競り合って、またしてもNIPPOのワン・ツー。総合上位の2人はさらに差を広げ、次の興味はNIPPOチーム内で誰がチャンピオンになるかというほどの圧倒的な差がついた。


ここまでの山岳ステージで、いつも最後尾でゴールを目指すアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)を見てきた。別に力を温存しているわけではなく、ただ単に登りが苦手なだけ。そのグアルディーニが勝った。これからもっともっと伸びて行く選手だと思う。


「僕の夢はミラノ~サンレモ制覇」と語るのはグランツール初ステージ優勝を遂げたイタリア期待のスプリンター、アンドレア・グアルディーニ。ホアキン・ロドリゲスはじめ総合上位陣は明日からの最終決戦にむけて意欲を語る。


アンドレア・グアルディーニ(ファルネーゼ・ヴィーニ) ステージ1位

「僕はまだまだ成長段階だよ。今年のジロの上りには泣かされているけど、すでに30人もリタイアしている中、僕はまだこうして残っている。これだけでも何かを証明できたとは思っているんだ。」

「字路での最初の一週間、僕は全く自信がなかったんだ。スプリントをやっても全くダメで、全く自分の思惑通りに事は運んでいなかったんだよ。今日のスプリントが最後のチャンスなのはわかっていたし、このど平坦なステージは僕向けだと思っていたんだ。今日ダメなら来年まで待たないといけないからね、カベンディッシュに勝てる自信はあったんだ、でもそれには自分こそが先に仕掛けなければダメだとわかっていたんだ。そしてそれを今日はできたんだよ。これで更に自分の能力がよくわかったね。」

「僕はカベンディッシュと似たようなタイプの選手だけど、でも僕は先日引退したばかりのロビー・マキュワンに憧れているんだ。」


多くの有力スプリンターが去ったこのジロ・デ・イタリアで、まさか世界チャンピオンでありスプリント界の不沈艦、マーク・カベンディッシュ(チームスカイ)がこうも力技でねじ伏せられる瞬間を目にするとは思わなかった。少なくとも今はまだ・・‥


最後のスプリントステージとなるジロ・デ・イタリア第18ステージは、イタリア期待のスプリンター、アンドレア・グアルディーニがマーク・カヴェンディッシュを封じ込めてステージ勝利を飾った。


ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ) ステージ1位 総合1位

「今日は特別な日だったんだ。僕ん親友でもあったトンド(昨年不慮の事故でなくなったモビスターのトンド)の命日なんだよ。だからどうしても勝って、彼にこの勝利を捧げたかったんだ。」

「リクイガスが本当にすごい仕事をやってのけてくれたね。あのままのペースでずっと行っていたら恐らく誰もついていくことは出来なかったよ。」

「個人的にはへシェダルが総合の最有力候補だと思う。彼が上位選手の中で一番TTが強いからね。彼を崩すにはこちらから仕掛けるしかないね。」


本格的山岳で多くの選手達が疲労して脱落していく中、最後の下り区間にはいっても全くそんなそぶりひとつ見せず脚を回転させ続けたホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が今大会ステージ2勝目を上げると同時に総合優勝へとまた一歩近づいた。


ジロ・デ・イタリアを象徴するかのような、美しいドロミテ山塊。ライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ)がまた一つ最終日のマリアローザ獲得に近づいた。


マリアローザは動かないながらも総合争いのメンバーが絞られる結果となった第17ステージ。ステージ2勝目を飾ったホアキン・ロドリゲスは自身の好調をアピールしながらもイヴァン・バッソの走りを讃えた。


いよいよドロミテの山岳地帯へとジロは突入。終盤の1級ジャウ峠で形成された精鋭グループによるスプリントをホアキン・ロドリゲスが制しステージ優勝。マリア・ローザ争いの人数が絞られる結果となった。


まさにNIPPOの独壇場。力で抜け出した先頭グループからさらに2人だけで抜け出して圧倒。3位に1分31秒差をつけ、第3ステージにして早くも総合優勝を見据える展開に。


今年もジロ・デ・イタリアはドイツ語圏へと入って行く。休息日明けの選手たちを待っていたのは、ハイスピードで幕開ける平穏な逃げステージ。山岳決戦を前にした箸休め的なステージで11名が逃げた。


ジロ・デ・イタリア 第16ステージ選手コメント

ジョン・イザギーレ(エウスカルテル) ステージ1位
「オーストリアでのプロ初勝利も興奮したけど、ジロでの勝利は格別だね。今シーズンこれだけの結果が出せるとは夢にも思わなかったよ。」


予測される山岳での激戦を前に休戦となった集団をよそ目に、激しいステージ優勝争いとなったこのステージを制したのはバスクの若者、若干23歳のヨン・イサギーレだった。エウスカルテルにとっても貴重な勝利となり、若手の勝利が多い今大会でまたしても新たな選手がその頭角を現した。


休息日空けのジロ・デ・イタリア第16ステージは10人の逃げが成功。さらにゴール前ラスト4.6kmの坂で飛び出したヨン・イサギーレ(スペイン)が逃げ切って勝利した。

総合上位陣は約9分遅れで集団でフィニッシュ。上位10人に変動はなく、マリアローザはホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)が守った。


10人の逃げは容認され、イザギーレの独走勝利が決まった。プロ2年目、23歳のバスク人選手イザギーレはジロ初勝利を喜ぶ。マリアローザ争いはまったく演じられることなく総合上位陣はお互いを見合ったままゴールした。


休息日明けのジロ・デ・イタリア第16ステージは10人の逃げが成功。さらにゴール前ラスト4.6kmの坂で飛び出したヨン・イサギーレ(スペイン)が逃げ切って勝利した。


レースの終盤をリードしたのはチームNIPPO。先頭を固めて主導権を握り、弟に発射されたマキシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)が優勝。個人総合も手中に。


東京・原宿においてルコックスポルティフのブランド誕生130年記念パーティが行われ、2012年からルコックがスポンサードする新マイヨジョーヌがお披露目された。


ようやく待ちに待った復活だ。ロベルト・ヘーシンク(ラボバンク)はチームの総合系エースとして指名されながら、グランツールの度に結果を出せず、若手にその主役の座を奪われる事の繰り返しだった。昨日の山岳での素晴らしい走りで何かが吹っ切れたのか、それともきっかけを掴んだのか、今シーズンの彼の走りには要注目だ。


失礼ながら、スタート地点ブスト・アルシツィオは特に何も特徴の無いミラノの典型的な近郊都市。イタリアの玄関口ミラノ・マルペンサ空港から10kmほどの距離にある。大都市近郊で、しかも日曜日なだけに、大勢の観客がスタート地点に詰めかけた。


「全く信じられない勝利。僕の生まれてくる子どもと彼女に捧げる勝利さ」とは、ホアキン・ロドリゲスに追いつかれながらも勝利を飾ったマッテオ・ラボッティーニ。マリア・ローザを再び着たプリートも喜びを語った。


カテゴリー山岳が4つ登場する169kmを走る難関山岳ステージ。序盤から逃げたマッテオ・ラボッティーニがゴール寸前でホアキン・ロドリゲスに追いつかれながら驚異の粘りを見せステージ優勝。ライバル達に差を付けたプリートがマリア・ローザの奪回に成功した。


マウントバルディ山岳決戦を終えた最終ステージはロスでのスプリントで締めくくられる。ここまで4勝を挙げていたサガンがスプリントで無敵の5勝目。そしてヘーシンクが総合優勝を飾った。


ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ) ステージ2位 総合1位
「昨日は苦しんだけど、今日はマリア・ローザを奪還できたね。天候が悪かったのが気になっていたんだけど、ここの上りは僕向けだったよ。チームのアシストも素晴らしかったし、なんといってもろさだが素晴らしかったね。これで僕らカチューシャの責任は更に大きくなった、でも最終週も夢にむかって突き進むよ。」

「内心すごく驚いているんだ。ジロの前は休息日を迎える頃には自分は後塵を拝していて、どのステージでどれだけタイムをとり返せるかの計算をしているだろうと思っていたからね。でも全てはいい意味で違ったね。」

「(ラボッティーニに関して聞かれ)彼は素晴らしかったよ。僕は彼をパスした時点で振りきれると思っていたんだ。でも実際には後ろにつかれ、スプリントで負けてしまったんだ。僕は一切の手抜きはしていないよ、ボーナスポイントがあろうがなかろうがジロでのステージ優勝は喉から手が出るほど欲しいものだからね。」


逃げて逃げて逃げまくった。途中の下りで転倒しても起き上がってまた走りだし、逃げて逃げて逃げまくった。そして最後の最後でホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)に追いつかれても諦めずに踏んで踏んで踏みまくった。そして最後に全力を振り絞ってスプリント勝負を挑み、そして見事にホアキンを振り切った!


オランダからの刺客がカリフォルニアの大地で復活の第一歩を刻んだ。グランツールやステージレースで常に有力候補と名を挙げられながら期待を裏切り続けた男が、人々の記憶から忘れかけられた頃にようやく復活の狼煙を上げた。


アンドレイ・アマドール(モビスター) ステージ1位
「ジロで勝利できたなんて夢のようだよ。特に本格山岳ステージで勝てたのは更に嬉しいよ。」

「努力をすれば報われるということを証明できてよかった。諦めなかった自分自身を誇りに思うよ。今年は特にフィジカルとメンタルの両面を重点的に鍛えてきたんだ。」

「長くきつい一日だったよ。力を最後の一滴までの振り絞ったよ。」

「昨年度はトンドの事故死やソレルの重傷など悲劇が多かったモビスターチーム、そして関係者にこの勝利を捧げるよ。」


2010年に強盗に襲われ瀕死の重傷を負い生死の境をさまよった男は、不死鳥のごとく蘇り、そしてジロ・デ・イタリアの頂上ゴールで大きく羽ばたいた。総合争いが熾烈なため、逃げも必然的に不安定になった。そんな中粘り強く逃げ続けたアンドレイ・アマドール(モビスター)は、ヤン・バルタ(ネットアップ)とアレッサンドロ・デ・マルキ(アンドローニ・ジョカットリ)との巴戦を制して見事コスタリカ人として初のジロ・デ・イタリアのステージ優勝を果たした。


ツアー・オブ・ジャパン第1ステージ堺は個人TT。3分19秒のタイムでウィル・クラークが制しチャンピオンシステムがワン・ツーを飾った。午前中の国際クリテはNIPPOのリケーゼ兄弟がワン・ツー。初日から早くも強豪勢が脚を見せあう結果になった。


ビッグベアレイクへとゴールする難関山岳第6ステージは、アージェードゥーゼルのシルヴァン・ジョルジュ(フランス)が驚異的な逃げ切り勝利を挙げた。土井雪広もゴール27km前まで7人で逃げる走りを披露した。


この日はピエモンテ州からヴァッレ・ダオスタ州へと入って行く。延々と続く平野を抜け、トリノを通過して更に北上し、アオスタ渓谷へと分け入って行く。


レース最大のハイライトとなるマウントバルディ山頂ゴールが待つステージで前年覇者クリス・ホーナーとレディオシャック・ニッサン勢の総攻撃がかかった。しかし山頂を制したのはロバート・ヘーシンク(ラボバンク)。ステージと総合の両方を手中に収めた。


勇敢な逃げ切りで初のグランツールでのステージ優勝を果たしたコスタリカ人のアンドレイ・アマドール(モビスター)は、これまでの18ヶ月間でチームメイトの事故死と重大な負傷、そして自身の不幸を乗り越えてきた。辛かった過去を勝利の喜びが払拭してくれた。


ジロ・デ・イタリアの厳しい山岳ステージで総合が動く。初の頂上ゴールが設けられた第14ステージでは序盤から逃げたアンドレイ・アマドールがステージ優勝。精鋭グループから先行したライダー・ヘジダルがマリア・ローザに再び袖を通した。


誰もが予想だにしないような逃走劇が繰り広げられた。7人の逃げから飛び出したシルヴァン・ジョルジュ(AG2R)が一旦は躊躇しながらも、サポートカーからの叱咤激励を力にペースを落とすことなく最後まで逃げ切り、選手生活最大の勝利を手にした。


マーク・カベンディッシュ(チームスカイ) ステージ1位

「途中で横を見たら、フェラーリがいたんだよね。2度見しちゃったよ。早くその場から離れなきゃって思っちゃった。(笑)」

「第3ステージの落車から復活するまでに1週間もかかってしまったよ。でも日に日に良くなっていくのがわかったからね。今日は最後は完璧なフィナーレになったよ。チームはよくやってくれたし、ジェラント・トーマスは相変わらず最高だよ。他のメンバーはまだ少し経験が浅いだけだから問題ないよ。慣れてくれば完璧なトレインが披露できるよ。」

「ポイント差をもう一回じっくり考えないといけないね。(2位につけていたゴスがリタイアしたのと、ホアキンが山岳で荒稼ぎすることを考え)チームは良かったし、今日のステージから学ぶことも多いね。今日はグリーンエッジのリードアウトに乗っかったね。それに最後も幸運にもゴスが進路を開けてくれたんだよ。でもヘリからの映像を見たら僕のことじゃなくレンショーを締めにかかってただけだったんだけどね。」


やはりアルカンシエルは伊達ではなかった。一旦はゴスに進路を塞がれたものの、運も味方し進路が広がると一気に加速、そしてそのままライバル達を束で抜いていった。今日のステージほどわかりやすくシンプルにカベンディッシュ(チーム・スカイ)の強さを証明できたステージはない。それほどまでに個人の力というものが示せたステージだった。


第13ステージの全長は121km。200kmオーバーのステージが頻繁に登場するジロの中ではかなり短い部類に入る。選手たちは3時間で走りきってしまうため、スタート時間はかなり遅い。大型観光船が停泊する港町サヴォーナから、ジロは一路アルプスを目指して北上する。


「本当に嬉しいよ」スプリンターにとって残り少なくなったチャンスを射止めたカヴェンディッシュは喜ぶ。対して総合を狙うオールラウンダーたちは明日から始まる山岳ステージ向けて集中力を増している。


大会13日目のジロ・デ・イタリアは、再びスプリンターたちの活躍の場となった。混戦のスプリントを制したのはマーク・カヴェンディッシュ。スカイトレインが最終盤に崩れる中自力で勝利を収め、大会3勝目を挙げた。


緑の季節に似合うツアー・オブ・ジャパンが帰ってくる。2年ぶりの開催となる大会は堺から東京までの6ステージ、581.85kmの戦いだ。海外からはジェネシス、チャンピオンシステム、アモーレ・エ・ヴィータら強豪が参戦。今年は約50km距離が伸びた伊豆ステージがカギを握る。


昨年10月に2012年大会のコースが発表されてからと言うもの、風光明媚なチンクエテッレを通るこの第12ステージに密かに注目していた。青い空に浮かぶ太陽の光が、青い海に反射する。わざわざこんな日にレースなんてしなくてもいいんじゃないかと思うような陽気が、スタート地点を包む。


前日ジロ・デ・イタリアで盛大に盛り上がったアッシジが第11ステージのスタート地点。と言っても、実際のスタート地点は8kmほど離れたサンタマリア・ディ・アンジェリ。美しいアッシジの街をスタートする光景を撮影しようと思っていたのに、朝から肩すかしを食らう。


アップダウンに富んだハードなコースでトップタイムを叩きだしたのはキャプテンアメリカのスキンスーツに身を包んだデーヴィッド・ザブリスキー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ)。同時にリーダージャージにも袖を通した。


「チームに恩返しができて嬉しい」。155kmの山岳ステージで争われたジロ・デ・イタリア第12ステージ。独走でステージ優勝を飾ったバクは、チームに対する感謝を謙虚に述べた。


ラースティング・バク(ロット・べリソル) ステージ1位

「最終局面まで極力体力を温存していたんだ。この逃げが容認されることは分かっていたからね。山岳も思ったほどじゃなかったし。」

「カザールとバークランツが際立って強いことがわかっていたから、この二人だけをマークしていたよ。」

「僕の勝利の方程式には逃げしかないからね。」


プロになれば誰もが夢見るグランツールでのステージ優勝、その夢を新天地に活躍の場を求めたもうベテランの域に入るラース・バク(ロット・べリソル)が獏ばりに喰って見せた。逃げは仕掛けなければ逃げ切るチャンスは生まれない、その言葉のとおり勇気を持ったものが仕掛け、運を持ったものが勝つ、それが逃げの美学だ。


序盤に形成された9名による逃げ切りが決まった。マリア・ローザ獲得を目論んだサンディ・カザールは26秒差で届かず。ラスト1.6kmで飛び出したラルスイティング・バクが個人として初のグランツールステージ優勝を飾った。


セラヴェッツァからセストリ・レヴァンテへの155kmで争われたジロ第12ステージ。序盤に抜けだした逃げグループが逃げ切りを成功させ、残り1.6kmから飛び出したラルスイティング・バク(ロット・ベリソル)がグランツール初勝利を飾った。


ピュアスプリンターであるハインリッヒ・ハウッスラー(ガーミン・バラクーダ)がゴール後にハンドルを思い切り叩いていることが全てを物語っているだろう。ピュアスプリンターである彼が、毎ステージスプリント勝負で先頭争いをしているにもかかわらず、ことごとくやられているのだ。調子が悪いわけではないのに、全く勝てない、その悔しさに満ちた表情が全てを物語っている。ピーター・サガンは進化している、誰もが想像もつかない速度で進化し続けている。


ロベルト・フェラーリ(アンドローニ・ジョカットリ) ステージ1位
「一生モンの勝利だね。イタリア人にとってはジロのステージ勝利は夢なんだよ。」

「先日起きたことを払拭したかったんだよ。カベンディッシュを破ったこと?彼が僕をライバル視さえしていなかったことが幸いしたね。とにかく今日勝てたことが全てだよ。」

「どうしてもステージ優勝をしたかったんだよ。そうしなければ僕があの落車を引き起こした日に勝てるだけの実力があったことを証明できないからね。わざとタイヤを引っ掛けたわけではないし、あんなことはスプリントではよくあることに、落車に至った時だけ非難されるなんて納得できなくてね。」
「残り1キロで僕はカベンディッシュの横に位置どっていたんだ。そうしたら彼が僕の方を見て'近寄るな'的な視線を投げかけたんだ。でも僕だってスプリンターだからね、そう簡単には引けないんだよ。そして最高のタイミングで、最後の場所にいて最高の結果を出せたんだよ。」


今大会前半の第3ステージで、斜行により カベンディッシュをなぎ倒しマリア・ローザを含む多くを巻き込むクラッシュを演出してしまったロベルト・フェラーリ。ペナルティーをくらったがその自由奔放な発言、そしてパフォーマンスの謝罪とも取れる演出が物議をかもしたが、ようやく自力での勝利で様々な外野の声を黙らせることができた。


ソノラ〜クローヴィス 209.6kmで行われた第4ステージはここまで3連勝のペーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)がまたしても余裕のスプリント勝利。驚きのストレート4勝目を挙げた。


ロベルト・フェラーリの勝利で締めくくられた今大会最長ステージ。第3ステージの落車を引き起こして批判を受けたフェラーリは、インタビューで謝罪と喜びを同時に語り、安堵の表情をみせた。


今大会最長の255kmで争われた第11ステージは再びスプリンター達が火花を散らした。ゴール前で発生した落車をくぐり抜け、2位以下を大きく離し先頭でゴールラインを駆け抜けたのはロベルト・フェラーリだった。


もう誰にも止めることができない。ピュアスプリンターが束になってかかっても、今絶好調のピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)を止めることはできなかった。今シーズンは序盤から好調さを維持してきたが、相性のいいカリフォルニアの地でさらなる飛躍を見せている。


アッシジを訪れれば、誰もが感動を覚えると思う。優美なレンガ作りの街並が、山の中腹に佇んでいる。世界遺産サンフランチェスコ大聖堂の前を、マリアローザを含むプロトンが駆け抜ける。アッシジのゴールは間違いなく今大会のハイライトだ。


まさに圧倒的な勝利。この日も集団スプリントに持ち込まれたツアー・オブ・カリフォルニア第3ステージで勝利を挙げたのはリーダージャージを着用するペーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)。開幕からステージ3連勝を達成した。


ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ) ステージ1位 総合1位

「てても重要なステージだったんだよ。とくにこのステージではボーナスタイムがあったからね。一部記者がここのゴールのことを話してくれて、まさに僕向きだと思っていたんだ。そういったステージがある時は有効に使わないとね。」

「これでチームはベストを尽くしてこのジャージを守るよ。スプリンターステージであったとしても、きっちり守りぬくよ。」

「最善を尽くすけど、もし失ったとしてもこれですべてのグランツールの総合リーダージャージには袖を通したからね。」


多くのマスコミ、そして選手が予想し、そして自らもマリア・ローザを奪いに行くと宣言した男が有言実行、そして皆の期待通りの走りを見せてくれた。男の中の男となったのはホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)、大方の予想を覆し大会前半から上位に居座り続け、自ら積極的に仕掛けまくっている小柄なスペイン人だ。シエナのカタリナと共にイタリアの守護聖人でもあるアッシジのフランチェスコが見守る中、彼をも黙らせる抜群の駆け引きと圧巻の加速で、ステージ勝利を上げると共に総合リーダーの証でもあるマリア・ローザも奪ってみせた。


聖地アッシジに駆け上がるラスト4kmの攻防を制し、ジロ初優勝とマリアローザを獲得したロドリゲス。そして無名の22歳のオランダ人、トムイェルテ・スラグテル(ラボバンク)が驚きのパフォーマンスを見せた。


チヴィタヴェッキア〜アッシジの186kmで行われたジロ10ステージはアッシジの坂を最速で駆け上がったホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)がステージ勝利。ボーナスタイムによりマリアローザも獲得した。


フランセスコ・ヴェントソ(モビスター) ステージ1位

「僕は運が良かった。リスキーだったけど、'正しい'リスクをとれたからこそ勝てたんだ。」

「僕はこの大会へはステージ優勝を目標として乗り込んできたんだ。でもチームとしてはインサウスティの総合順位のためにアシストするよ。彼はウツール・ド・オーストリアでも勝利し、波に乗っているからね。これからのステージは僕は彼に尽くすよ。」

「僕はちゃんとコーズブックを見ていたから危険なのはわかっていたんだ。でもあのコーナーにノーブレーキで突っ込んでいく選手を見て、'こいつらコース図を見てないんじゃねぇ?'と思ったよ。」

「(今大会での落車の多さに関して)これは幾つもの要因があるけど、皆誰もがジロでが勝ちたいと思っているのと、そして誰もが勝利を期待されることへのプレッシャーを感じているからだと思うよ。」


フロジノーネのゴールスプリントはいつも何かが起こる。7年前にはパオロ・ベッティーニ(イタリア)が降格処分を受け、怒りを周囲にぶちまける姿が国際映像に流れた。今年はラスト350mでトップスプリンターたちが宙を舞った。


ツアー・オブ・カリフォルニア第2ステージは、リーダージャージを着るペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)が集団スプリントで勝利。中盤での落車をものともしない圧倒的な爆発力でステージ2連勝を飾った。


ファラー、フェイユ、フースホフトなどすでに有力なスプリンターの半数近くがリタイア、カベンディッシュや、ボスなど残るスプリンターの多くも落車を経験している上に、'中級'山岳でタイムオーバー30秒前にかろうじてゴールするなど僅か8日間でスプリンターにとっては地獄のようなジロとなっている中、スプリンターステージとされているこのステージでも残ったスプリンターにとっては更なる苦難の一日となった。


ゴール前のラスト300mに待ち構えていた120度の鋭角コーナー。ゴスにポッツァートが突っ込み、連鎖的に落車が発生した。すり抜けて勝利したベントソ、そして勝利を失ったゴスやカヴェンディッシュの反応は?


サンジョルジョ・デル・サンニオ〜フロジノーネの166kmで争われた第9ステージはラスト300mの直角コーナーで落車が発生。ゴス、カヴェンディッシュ、ポッツァートらが落車するなか抜け出たフランシスコホセ・ベントソ(スペイン、モビスター)が勝利を飾った。


初日にアルゴス・シマノのジョン・デゲンコルブに次ぐステージ2位に入った宮澤崇史は、第2ステージでも8位に入り総合でも3位の表彰台県内を維持していたが、最終日逃げを打った選手にポイントとタイムボーナスを荒稼ぎされたことにより、残念ながら表彰台を逃してしまった。しかしながらツールでエーススプリンターを務めるような選手が顔を揃えた今大会でこれだけの結果が出せたことは自信につながるだろう。


完勝だった。残り7kmでパンクで出遅れたものの、焦ることなく冷静に戦列に復帰した若きオールラウンダーは、そのまま集団前方まで上がっていくと、まさに理想的な位置取りでスプリントに突入すると、問題なく余裕でゴールラインを先頭で通過した。


ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(コルナゴ・CSF Inox) ステージ1位 総合13位

「まるで夢のようだよ。ジロ初勝利だし、まさか自分が達成できるとは想像だにしなかったよ。最後の2kmはもうこれでもか!ってぐらいきつかったけど、今日は俺の日だ~!って思って踏み込んだんだ。」

「山岳セクションにはファンが多く集うところなのはわかっていたから、だからそこでアタックしたんだ。ここは家からも近い馴染みの土地だったから、特別だったんだよ。きつい勾配のセクションが短いし、上り来たったあとゴールまでにさらに平坦があるんで僕向けとは言い切れないコースではあったけどね。」


カリフォルニアの眩しい太陽が差し込むサンタ・ロサで繰り広げられたスプリント勝負。スプリンターたちがしのぎを削る中ガッツポーズを挙げたのは、ラスト10kmを切ってからのパンクで一時後退したペーター・サガンだった。


ポッツォヴィーヴォの体重は53kgしかない。おそらくプロトンの中で最も軽い。身長はコフィディスのサミュエル・ドゥムラン(フランス)より6cm高いが、片やピュアクライマー、片やスプリンター。ポッツォヴィーヴォはドゥムランよりも3kg軽い。


最後の上りでの組織された各チームの隊列から単独で飛び出したドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(コルナゴ・CSF Inox)が、最後まで追いつかれることなく狙いすましたステージ優勝を飾った。戦前の予想でダークホースとして名前が上がっていたイタリアン・クライマーはその真価の片鱗を魅せつけた。


最後の上りで飛び出し、念願のジロ初ステージ優勝を挙げたポッツォヴィーヴォ(コルナゴ・CSF)は故郷での勝利だ。マリアローザを守ったヘジダル(ガーミン)は終盤メカトラブルに遭い、タイムを失うところだった。


ジロ・デ・イタリア8ステージはゴール前約5kmのモレッラ峠で抜けだしたドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)が逃げ切り、故郷でジロ初勝利を挙げた。

マリアローザはライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ)がキープした。


ジュラジャ・マレーシア第6ステージで福島晋一が第1ステージに続きステージ優勝を挙げた。トレンガヌはワン・ツー・スリーも達成した。中島康晴(愛三工業レーシング)は総合3位となった。


5月13日から20日までの8日間、第7回ツアー・オブ・カリフォルニア(UCI2.HC)が開催される。ジロ・デ・イタリア開催期間ながら、多くのトップ選手が集まるアメリカ最大のレースの見どころをお届けしよう。


ライダー・ヘシェダル(ガーミン・バラクーダ) ステージ5位 総合1位

「今日はただただ最高の気分だよ。昨日はイライラしたけどね。あれだけ頑張ったのにマリア・ローザに手が届かなかったからね。ほんとに凹んだよ。」

「チームは本当に諦めることなく自信を持って最高の仕事をしてくれたよ。クリスチャン(ヴァンデ・ヴェルデ)が僕に付き添い、最高のポジションで僕をゴール前まで導いてくれたんだよ。」

「このマリア・ローザはひとえにチームワークの賜だよ。チームとしてジャージを取り戻すことができた。これは僕らチームのが一丸となってぶつかっていった証だよ。」


スタート地点のレカナーティは、立派な城壁に囲まれた中世の面影を色濃く残す街。アドリア海を望むマルケ特有の都市国家の中心、レオパルディ広場に193名の選手が集う。今日も盛大に名前をコールされながら出走サインを済ませた別府史之(オリカ・グリーンエッジ)は、ヴィラッジョで寛ぎながらガゼッタ紙を眺める。


王者はついに動き出した、がその王者をゴール前でひらりとかわしゴールラインへ飛び込んだのは元コンタドールの名アシストでもあり、今絶好調のアスタナ勢の資格、パオロ・ティーラロンゴだった。長い曲がりくねった頂上への道のり、昨年度の王者の証でもあるゼッケン1をつけたミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・ISD)がお得意のディーゼル走法でグイグイと地味に加速していくなか、それに唯一反応仕切ったのはティーラロンゴだった。懸命についていくと、ゴール手前でガス欠で失速したスカルポーニを華麗にひらりとかわし、見事に激闘の頂上ゴール第一ラウンドを制した。


2011年ジロ第19ステージでアルベルト・コンタドールに勝利を譲られて勝利して以来、2度目の勝利を挙げたティラロンゴ(アスタナ)。この勝利と比べてどちらが価値がある?と記者に聞かれて答える。


中級山岳で争われたジロ・デ・イタリア第7ステージはスタート直後から別府史之含む4人が逃げた。山頂ゴールを制したのはパオロ・ティラロンゴ(イタリア、アスタナ)だった。ティラロンゴにとって2011年ジロ第19ステージでの勝利に続く2勝目だ。

新マリアローザは5秒遅れでゴールしたライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・バラクーダ)の手に。
逃げた別府史之(グリーンエッジ)は最後の上りにはいったところで集団に捕まり、15分30秒遅れの111位でゴールした。


フランスで開催されている、スプリンターのためとも言えるステージレース、ツール・ド・ピカルディの第1ステージでサクソバンクの宮澤崇史が、アルゴス・シマノのジョン・デゲンコルブに次いでステージ2位に入った。ツールなどでもお馴染みのスプリンターらを抑えてのステージ2位は今の彼のコンディションの良さを証明している。

残りあと2ステージ、今の調子の良さで総合上位に食らいついて欲しい。すきあらばステージ優勝どころか、ステージレースでの総合優勝さえ夢ではない現実が今ここにある。


ミゲール・ルビアーノ・チャベス ステージ1位 総合4位

「最初はただ山岳賞を狙っていたんだけど、集団が一向に迫ってこないのを聞いてリスクを取って単独で逃げることを選択したんだ。そしてそれが成功したんだよ。」


急勾配の登りで選手が蛇行するシーンは良く見る。でも蛇行しながらバランスを崩し、倒れる選手は初めて見た。昨日ステージ優勝を飾ったマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)が、カッペッラ峠で転んだ。その時点でメイン集団から13分遅れ。それでも完走しているのはさすがとしか言いようがない。


1人だけ別競技をしているのではないかという圧倒的な加速力で山岳ポイントを荒稼ぎしたミゲール・ルビアーノ(アンドローニ・ジョカットリ)が、最後の山岳ポイントごもそのまま加速を続け、結局最後まで誰も寄せ付けない見事なまでのスピードで第6ステージを制した。昨年度は日本のダンジェロ&アンティヌッチィ・NIPPOに所属し、ツール・ド・熊野やツール・ド・北海道で圧倒的な実力差を見せていたが、やはりその実力は本物だった。総合でも4位へと躍進するとともに山岳賞も獲得した。もしかしたらルビアーノは今大会の台風の目になるかもしれない。


ジロ第6ステージはアップダウンの連続する厳しいステージとなった。残り34kmから独走し、本人も驚くステージ優勝を飾ったミゲルアンヘル・ルビアーノ、マリア・ローザを獲得したアドリアーノ・マローリらのコメントをお届けする。


開幕から1週間を経て登場した中級山岳コースは無数の細かいアップダウンが連続する厳しいステージ。スタートから逃げに乗り、ゴールまで残り34kmを独走したコロンビア人クライマー、ルビアーノがキャリア最大の勝利を収めた。


フランスで開幕したステージレース、ツール・ド・ピカルディ(UCI2.1)第1ステージで宮澤崇史(サクソバンク)がゴールスプリントでジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ)に次いで2位になった。


黄色い奇抜な建物の前がスタート地点。高級スポーツカーの代名詞「フェラーリ」の創始者エンツォのミュージアム前に、ピンクのステージが登場した。ジリジリと太陽が射し、選手たちの額にはスタート前から汗が浮かぶ。


イタリア本土での初のスプリントステージを制したのは、アルカンシエルを身にまとったスプリントの帝王マーク・カベンディッシュ(チームスカイ)だった。第3ステージではライバル達の包囲網に粉砕されたスカイトレインは見事に機能し、ほぼ完璧に近い形でカベンディッシュをゴール前に送り込むと、カベンディッシュはライバル達を視野の端で追いながら憎らしいほどの余裕でタイミングを見計らい加速、宣言してた6勝のうち2勝目を挙げた。


チームメイトの完璧なリードアウトよって第2ステージに続く勝利を手にしたマーク・カヴェンディッシュ。ジロ・デ・イタリア通算9勝目を飾った世界チャンピオンらのコメントをお届けする。


総合を占う上で重要となるチームTTを終えたジロ第5ステージは、再びスプリンターたちの活躍の場となった。他を圧倒するチーム力に応えるかのごとく、カヴェンディッシュが第2ステージに続くステージ優勝を飾った。


シェイクスピアの戯曲ロミオとジュリエットの舞台、ヴェネト州のヴェローナ。多くの観客が訪れる世界遺産の観光地で、ジロ・デ・イタリアがリスタートした。活気に満ちたレース会場に、ようやくジロを感じたイタリア初日。最速チームの称号は、下馬評通りガーミン・バラクーダが手中におさめた。


優勝候補筆頭だったガーミン・バラクーダの最速ぶりが証明されたヴェローナでのチームタイムトライアル。マリアローザを着たリトアニア人、ナヴァルダスカスはマリアローザに戸惑いながらも謙虚に喜びを噛み締める。


5月9日、ヴェローナで行われたジロ・デ・イタリア第4ステージのチームタイムトライアルを制したのはガーミン・バラクーダ。マリアローザは同チームのラムナス・ナヴァルダスカスへと移った。


ラムナス・ナバルダスカス(ガーミン・バラクーダ) チームTT1位 総合1位

「今日は勝てると思っていたよ。でも僕はみんなについていける自信はなかったんだよ。」

「彼らと一緒のチームで本当に良かったよ。最高のチームだからね。最後の10kmでは疲れ切ってしまったけど、結果としてこうしてマリア・ローザをを獲得できたのは僕にとってはとても特別なことだよ。」

「僕はこのチームでとても可愛がられているんだと実感しているよ。去年は自分では想像すらしていなかったけどツールにも出場させてもらったし、今年もこうしてジロにジロに連れてきてもらった。明日からどうなるかはわからないけど、僕にとっては最高の形でジロのスタートを切れたと思っているよ。」


一切の無駄なくヴェローナで風になったのはガーミン・バラクーダだった。TTスペシャリストとも言えるメンバーを揃えた豪華な顔ぶれは、約束通りの勝利を届けてくれた。驚かされたのはなんといっても2位に入ってきたカチューシャだ。誰も予想さえできなかった速さを見せ、ガーミンとの差も僅か5秒、毎年TTの結果が総合タイムで足を引っ張っていたホアキン・ロドリゲスの弱点を十二分にカバーするこのタイムは、今大会のホアキンの総合優勝にかけるチームの意気込みが感じられた。第4ステージを終え、個人総合でもこれで早くも10位に顔を出している。


ジロ・デ・イタリアが休息日を経てイタリアに上陸。デンマークステージでエーススプリンターのアシストを務め、第3ステージでマシュー・ゴス(オーストラリア)を勝利に導いた別府史之(オリカ・グリーンエッジ)に、これまでのステージ、ならびにこれからのステージについて語ってもらった。


マレーシアで開催されているジュラジャ・マレーシア(UCIアジアツアー)第1ステージで、逃げグループに乗った福島晋一がステージ優勝を果たし、リーダージャージを獲得した。本人によるロングレポートとともにお伝えする。


全米最大の複合レースイベント、シーオッタークラシックのレースの様子を競技ごとにダイジェスト。アメリカならではのレースの雰囲気をお楽しみください。プロロードレースと一般のクリテリウムレースを収録。


昨年から東近江市ふれあい運動公園にて開催されているワールドサイクルカップ。今年はタイムトライアルとクリテリウムの2本立てで行われた。ロードレースを存分に楽しめたレースの模様をお伝えしよう。


シクロの王者にとっては石畳は障害ではなかった。ダンケルク4日間の第4ステージ、本領を発揮したゼネク・スティバーが残り1キロでアタックを仕掛けると、トマ・ヴォクレール(ヨロッパカー)とカルロス・ベタンクール(アックアサポーネ)をあっさりと振り切り、どんどんとその差を広げて圧勝した。


マシュー・ゴス(オリカ・グリーンエッジ) 第3ステージ優勝 総合8位

「もう万年2位と呼ばれるのはうんざりだよ。」(このステージ前のコメント)

「ここ数週間はなぜか、あと一歩のところで運を逃し続けたんだ。ようやくほっとしたよ、望んでいた"大当たり"、結果が出たからね。」

「勝負に専念していたから自分の後ろで何が起きたのかは全く気づかなかったよ。」(背後で起きた落車に関して。」

「高速スプリントだったね。少し下っていたし、チームメイトが完璧な仕事をしてくれたね。チームのためにも勝ててよかったよ。僕にとっても今シーズン初勝利になったしね。」


ロベルト・フェラーリ(アンドローニ・ジョカットリ)の斜行でマーク・カベンディッシュが落車させられたレースは、それ以前のスカイのゴール前での仕事を粉砕し、最高の形でゴール前を支配したオリカ・グリーンエッジのマシュー・ゴスが快心のスプリントで勝負を制した。グリーンエッジの完璧なまでのお膳立てを生かしたゴスは文句なしの勝利、これ以上ない最高のガッツポーズと笑を観衆に振りまいた。


ワウテル・ウェイラント(ベルギー)が不慮の事故死を遂げてから1年。ジロ・デ・イタリア第3ステージのスタート前に、1分間の黙祷が捧げられた。デンマーク最終日は、またもや派手な落車に意気消沈するステージに。レース後、選手、チームスタッフ、大会関係者、報道陣は、それぞれの手段でイタリアを目指す。


デンマーク最終日となった第3ステージ。スプリント勝利を飾ったマシュー・ゴスはじめ、落車したカヴェンディッシュやフィニーなどのコメントをお届けする。


平坦基調の190kmを高速で駆け抜けた後のゴールスプリント。待っていたのは本命カヴェンディッシュの落車とチームワークで生み出されたマシュー・ゴスの勝利だった。


マーク・カベンディッシュ(チームスカイ) 第2ステージ優勝

「一日中親分肌吹かせてうちのチームがレースを仕切ってたからさ、彼らの期待を裏切ることなく勝ててよかったよ。あのハチャメチャなジェラント・トーマスのリードアウトも良かったね。」


世界チャンピオンというのはこういった調整の上手さも含めてのものなのだろう。前半戦の不調などどこ吹く風、自分のタイミングで仕掛けられなくても、タイミングが早すぎても、それでも自らの力で他をねじ伏せてしまうことができる、これが最強スプリンターのマーク・カベンディッシュ(チームスカイ)だ。今大会でステージ6勝をすると宣言しており、まずはその1勝目をあげてみせた。


朝6時の気温は0度。昼間には最高9度まで上がったものの、相変わらず冷たさに芯のある風が吹く。「この辺りはいつも強い風が吹く。これは吹いていないようなもの」と、中学生ぐらいの少年が流暢な英語で説明してくれる。


朝6時の気温は0度。昼間には最高9度まで上がったものの、相変わらず冷たさに芯のある風が吹く。「この辺りはいつも強い風が吹く。これは吹いていないようなもの」と、中学生ぐらいの少年が流暢な英語で説明してくれる。


スプリンターチームが入り乱れ、混沌とした展開となったジロ・デ・イタリア第2ステージ。落車も発生する中、圧倒的なスプリントを見せたカヴェンディッシュらのコメントをお伝えする。


デンマーク国内でのロードステージ、ヘアニング〜ヘアニングの206kmで争われた第2ステージは集団ゴールスプリントに持ち込まれ、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)が勝利した。


エリートクラスを制したのは白石真悟(シマノドリンキング)。競輪選手の北津留翼らも出場の大会は、山口国体後も精力的にイベントを手がける山口県自転車競技連盟が主催だ。


現在、フミは自身2度目のジロ・デ・イタリア出場中です。さて、そのジロ・デ・イタリアの写真やレース記事、ステージインフォメーション、そしてレース後のコメントなど、フミにまつわるあらゆる情報は、別府史之オフィシャルfacebookページ(http://www.facebook.com/FumyBeppu)に集約しています。ジロ・デ・イタリア以外も、6月のイベント情報などなど、サイトでは伝えきれない情報をアップしていますので、別府史之facebookページもフォローをよろしくお願いします。

→ 別府史之 facebookページ


個人タイムトライアルで幕開けたジロ・デ・イタリア2012の第1テージは、2位に入ったゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)を9秒引き離したアメリカ期待の星テイラー・フィニー(アメリカ、BMCレーシングチーム)の勝利となった。各選手のコメント。


タイラー・フィニー(ガーミン・バラクーダ)第1ステージ1位 総合1位

「キャ~~~~、ピンクだ~~~~~!!!」

「プロになってビッグタイトルを狙ってはいたけど、去年は皆の期待を裏切ってしまった。去年一年間は我慢と勉強の一年だったんだ。だから今年はそのことが生かせる年になると思っていたんだよ。今日のこのステージが僕の今シーズンを占う上でもバロメーターになると思っていたんだ。だから数カ月前からイメージトレーニングを続けてきたんだ。そうすることでいい結果が残せるからね。」

「勝利を重ねるごとに悩んできたことなんだけど、どうやっても憧れのランス・アームストロングにはなれないことに気づいたんだよ。彼とはそもそもタイプの違う選手なんだよね。僕のほうががたいがいいし、山岳は僕は彼のように軽やかには走れないし。」

「今日の勝利には感動している。チームメイト、スタッフ、関係者、家族、友人皆のサポートのおかげだよ。」


第95回のジロ・デ・イタリアは 第1ステージから激戦が繰り広げられた。本命なき勝負の初戦は、テクニカルなデンマークのハーニングの街中を、まるでオートバイのレース、Moto Gpかと思うほどにギリギリまで自転車を倒しこんでカーブをこなしていったタイラー・フィニーが見事に初日のピンク色の勝利の女神の祝福を受けた。プロ2年目の彼にとっては嬉しい初のグランツールでのステージ優勝となった。


大きなトラブルもなく、ジロ・デ・イタリアのデンマーク初日は終わった。強いて言えば、コース横の噴水が溢れ出し、その水にスリップした選手が数名いたぐらい...。風の冷たいヘルニングで行なわれた8.7kmの「時間との闘い」を振り返る。


デンマークはヘアニングで開幕した2012年ジロ・デ・イタリア。第1ステージとなる8.7kmの個人タイムトライアルはアメリカの若きスター、テイラー・フィニーが最速で駆け抜け、BMCレーシングにマリアローザをもたらした。


・チーム
自転車競技は一見個人スポーツに見えるが、実は最高峰であるプロではチームスポーツである。主力選手は自分の力のみでなくアシストと協力してようやくグランツールでの表彰台を目指せるのである。それほどまでにこのスポーツは実は複雑かつ難しい競技なのだ。


ジロ・デ・イタリア開幕を翌日に控えた5月4日、デンマーク・ヘルニングでチームプレゼンテーションが行なわれた。ピンクのカーペットをパレードし、ステージに上がった出場選手たち。プレゼンテーションの模様をフォトギャラリーで。


第95回ジロ・デ・イタリア開幕に合わせて、本日5月5日より東日本復興支援プロジェクト"Believe"をスタートします。

"Believe"は東日本大震災から1年が経ち、未だ復興の途にある日本の現状をヨーロッパを中心に世界の人に知ってもらうことを目的としたプロジェクトです。

今後、順次コンテンツを公開、更新していきます。


大会イメージカラーであるピンク色のマリアローザの他に、ジロ・デ・イタリアにはマリアロッサ(赤)、マリアアッズーラ(青)、マリアビアンカ(白)の3賞ジャージが存在する。各賞ジャージの有力候補を見ておこう。


第95回ジロ・デ・イタリアの正式なスタートリストが発表された。No.1を付けるのは、繰り上げでディフェンディングチャンピオンとなったミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD)。2年連続出場となる別府史之(オリカ・グリーンエッジ)はNo.101を着用する。


イタリア全土がピンク色に迫る季節が今年もやってきた。美しい新緑、雪を残す山岳、歴史ある建造物、熱狂的な観衆、見るもの全てを魅了するグランツールがいよいよ幕を開けようとしている。


2011年のジロ・デ・イタリアのタイトルは、5月3日、正式にミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD)に移った。クネゴを従えるスカルポーニの大会連覇なるか?クロイツィゲルやバッソ、ロドリゲスを中心に繰り広げられると見られるマリアローザ争いに、急遽Fシュレクが加わった。


・はじめに
自転車レース、特にプロロードレースは初心者にはとっつきにくい部分がある。テニスやサッカーのように限られた空間の中で展開し、見ているだけでおおよそのルールが把握できるものと違い、自転車レースはルールなどを知らなければ展開の理由などを知ることができない。確かにマラソン同様に長距離を走りきりゴールラインを先頭でまたいだものが勝者ではあるが、そこにはそれ以上に複雑なプロセスが存在する。プロロードレースは実はチームスポーツなのだ。


4月28・29日に岩手県八幡平で開催された全日本選手権ロードレース。エリート男子のダイジェストムービー。新城幸也と土井雪広の共同記者会見、そして各クラスのゴールシーンなどを映像で振り返ります。


マッターホルンを望むチェルヴィニアにゴールする第14ステージ、ドロミテの峠を連続して越える第17ステージ、パンペアーゴ峠を2回登る第19ステージ、そして「チーマコッピ」ステルヴィオ峠にゴールする第20ステージ。第95回大会も、ジロ・デ・イタリアらしい山岳コースの連続だ。


5月5日、デンマークのヘアニングで第95回ジロ・デ・イタリアが開幕する。史上初めて北欧で開幕するグランツール。デンマークで3ステージ消化後、イタリアに渡り、イタリア半島をひたすら南下する前半ステージをチェックしておこう。


全日本選手権2012エリート男子を制した土井雪広(アルゴス・シマノ)の乗るフェルトF1にスポットを当てる。チームが採用するフェルトの最高峰モデルがF1だ。


5月1日に都内で行われたロンドン・オリンピック&パラリンピック日本代表候補選手共同記者会見より、記者発表会後半の質疑応答、会見後の囲み取材の模様をレポートしよう。


残り一枠の行方が注目されたロンドンオリンピックロード代表候補に、ヨーロッパカーの新城幸也選手が選出された。選ばれたからには新城選手には頑張って欲しいと思うが、他の競技同様に今回のロードオリンピック代表候補選出においても不透明なものを感じた。正式な代表発表はJOC(日本オリンピック委員会)とJPC(日本パラリンピック協会)の承認を得てとなるが、実質的には決定である。


5月1日、東京・赤坂の日本自転車会館で「第30回オリンピック競技大会(ロンドン)、パラリンピック競技大会 自転車競技日本代表候補選手発表共同記者会見」が行われ、新城幸也ほか代表候補選手が出席した。


グリーンエッジが5月1日、オーストラリアのメルボルンにおいて新スポンサーを発表した。新たなタイトルスポンサーとなるのは「オリカ」社。2014年末までの契約で、チーム名はオリカ・グリーンエッジに名称変更となる。


フミの所属チームが、5月1日オーストラリア・メルボルンにてタイトルスポンサーとして「オリカ」社と2014年末まで契約したことを発表しました。

「オリカ」社はオーストラリア・メルボルンに本社をおき、140年近い歴史を持ち、50カ国に15,000人以上の従業員がいるオーストラリア最大の採掘・採鉱会社です。

なお、これの発表に伴い、チーム名が「オリカ・グリーンエッジ」に変更されます。フミも出場予定の5月5日開幕のジロ・デ・イタリアから、オリカのロゴ入りのチームジャージを使用します。また、6月30日開幕のツール・ド・フランス前には、チームジャージも含めて、チームキットのデザインが一新されるとのことです。

→ ジロ・デ・イタリアで使用する「オリカ・グリーンエッジ」のジャージデザイン | facebook

→ ORICA - GreenEDGE


イスタンブールの周回コースでの最終ステージをマーク・レンショーとの完璧な連係をみせたテオ・ボス(オランダ、ラボバンク)が制し、第1ステージに次ぐスプリント2勝目を挙げた。総合首位はガブロフスキーがキープ。キャリア最大の勝利を手にした。